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2009年問題の沿革 Ver.1.0
徒然なるままに・・・。

マスコミでよく耳にする2009年問題とはどのようなものかを当事務所の視点で説明したいと思います。
少し長くなるため、シリーズ化をしますのでご了承下さい。

2004年3月
それまで禁止されていた製造業への労働者派遣契約が1年間だけ認められる。
これにより、構内製造請負会社(大手製造業の工場内で間借りをして生産活動を行う事業者)のほとんどが労働者派遣の許可を取得する傾向がみられた。

労働者派遣契約の1年というのは派遣元(派遣会社)と派遣先(製造業)で締結する企業間契約です。
契約開始時から1年を超える更新は不可で再度労働者派遣契約を締結する場合は3か月という期間を経てからでないと締結できません。
これが業界内で言われるクーリング期間というものです。
少し細かく説明すると企業間(派遣元と派遣先)で派遣労働者を入れ込む部署ごとの契約になります。

派遣元と派遣労働者の労働契約に法律上の変更はなく労働基準法第14条において労働契約に期間を定める場合は原則上限を3年(更新可能)とするとされています。
よって、2009年問題を解説する上では別の問題だと考えて下さい。

これ以前の製造業はどのようになっていたかというと、構内製造請負会社(協力会社)との業務請負契約を締結して生産を営んでいました。
むろん、労働者は製造業に雇用される場合とその構内製造請負会社に雇用されるケースがあります。
また、雇用調整や技術移転のための施策として、出向契約を結んでいるなど様々な形態がありました。

続く・・・。

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カテゴリ:偽装請負問題 | 07:15 | comments(0) | trackbacks(0)
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